お役立ちコラムcolumn

これだからソロツーリングが楽しい!

これだからソロツーリングが楽しい!

  バイクに乗ると一人の空間。運転のみに集中して余計な考え事もすっかり吹き飛ぶ。人と接することが多い時こそ一人でバイクに乗る時間は、私にとって仕事の行き来だけであっても気持ちを切り替えたりできるかけがえのないときである。

ソロツーリングは楽しい

ヘルメットをかぶりバイクを走らせてしまえば鼻歌を歌おうが、独り言を言おうが誰にも干渉されない自分だけの空間。余談になるが人が多い街で、デパートのきれいなお手洗いに入るととっても落ち着く。その感じと似ているかもしれない。一人でバイクに乗る時はほっとするときもあり、何かから解放された気分になることもある。

ツーリング先での人付き合い

恥ずかしながら人見知りである私にとって、仕事以外の時は人見知り度全開。どう話しかければいいのか実はもじもじしていて、勝手に気疲れすることも多い。

ところがどっこい!

全く知らない土地、全く知らない人と話すことは全く問題ないことに気が付いた。あれは10年ほど前、北海道にツーリングに出かけたときのこと。ひとりのツーリングには慣れてきたころだが、XJRを購入して初めてのツーリングが北海道だった。慣れない大型バイクのぎこちない運転、初めての土地に不安だらけ。標識を見てもどっちに行っていいのか方向さえ分からず、地図とにらめっこするも、ちんぷんかんぷん。
そんな時、真っ暗な夜道にガソリンスタンドの希望の明かりが目に入る。給油ついでに道を聞く。ライダーも多いのかお店の方は「どこから来たの?」なんて慣れた様子で丁寧に教えてくれた。

その後の旅路でも、「どこから来たの?」というワードは旅するうえでいい会話のきっかけになっていた。

写真を撮ってもらう

  もう一つきっかけになるのは写真を撮ってもらうこと。今じゃ自撮り棒という便利なものがあるが自分の顔のアップばかり見ても正直楽しくない。背景も含めていい感じに取るには三脚か、撮ってもらうしかない。写真を撮ってもらう相手がライダーであれば、会ったついでにひとり写真ばかりなので一緒に写真に写ってもらったりした。せっかく来たのだから恥ずかしがってはもったいない。しょっちゅう行けるものでもないと、腹をくくって開き直るのも大事だ。

ソロツーリングでの出来事

  こんなこともあった。地元の方もよく利用するという無料の露天風呂では「バイクで来た」と話をすると地元の女性と話が盛り上がり、初めて会ったのにもかかわらずご自宅に泊めていただき、食事にビールまでいただき温かいお布団で寝かせていただいた。さらにその翌日は「お昼に食べな!」と、手作りのおにぎりまで持たせてくれた。あの時の感動、うれしさ、女性の笑顔は今でも忘れることはない。

  とあるところでは自転車で旅する人に、ざんぎ(から揚げ)を頂いたり、おススメのライダーハウスを聞くこともできた。おかげでライダーハウスにやってきた人たちと共に食卓を囲み、なぜかカラオケを歌わされるという強烈な夜を過ごすことができた。でも寝るところは個室。人見知りにはもってこいの寝床だった。こんな風に写真をとってもらったり、道を聞いたり何気ない一言がきっかけで旅が広がることもある。人見知りであっても一人で旅をすれば人恋しくなり、嫌でもしゃべりたくなるもの。自由に動くことができる一人だからこそ、アンテナを張り巡らし、気になったところにはふらりと立ち寄り、聞きたいことがあれば聞いて見る。そうしているうちにいつの間にか一人でたくましく旅する自分に気づくのだ。そんなもんで一人も意外と楽しいものなのだ。何より誰にも気を使うことなく楽ちん。と、思うということは、やはり人見知りとはまだ長い付き合いになりそうだ。でもそんな自分なりに楽しむ方法が少し見えてきたこの頃でもあるのだ。


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