お役立ちコラムcolumn

天気の急変にご用心~ゲリラ豪雨にご注意を~

梅雨は明けても

  梅雨が明け夏に待っていたのは不安定な大気とともにもたらされたゲリラ豪雨。
あ~大変だね。なんて言っていられない。傘をさしても意味を持たないほどの激しい雨は視界もタイヤの接地感も奪う。走っているときに降られた時にはもう路面はあっという間にタイヤの高さまで水嵩が増す。ニュースでもよく見かける光景ですよね。でもそれは決して珍しいものではなく毎年 夏になると起こる現象となってきています。走行中に遭遇することもたびたびあるわけで気を付けたいものです。

雨の高速

  ゲリラ豪雨で私の記憶に残るのは、さかのぼること10数年前の関越道での出来事。バイクに乗り始めたころのことで、仕事で広報車をお借りしてイベントに出かけた新潟からの帰り道でした。自分のバイクではないので無傷のままお返ししなければならないというプレッシャーもあるものの、そんな私の思いを知ってか知らぬか雨は激しさを増していた。
  あたりは日が落ちまっくら。高速道路の明かりや車のヘッドライトが雨水に反射して、車線はほとんど見えない。雷もごろごろピカピカ目の前を稲妻が光る。怖いと目を閉じたいところだが、びっくりしてバイクに変な動きを伝えてしまってバランスを崩すと転んでしまうかもしれない。ぐっとこらえる。もう涙か雨でぬれているのかわからないくらい顔も水びたし。上り坂になれば川のように雨水が滑り落ちシールドをぬぐってもぬぐっても視界は開けない。前を行くテールランプだけを頼りに必死に走った。バイクに乗り始めたばかりだからタイヤが滑っているとかハイドロ何チャラとかよくわかっていないのがかえって幸いだった。そんなことに気が付いてしまったら怖すぎて走れなかったことでしょう。

低重心で安定感抜群...

  クルーザータイプのバイクだったので重心が低くて安定感は抜群だったと思われる。といっても安定感もへったくりもない雨量ではあったのですが・・・。レインウエアも着ている意味もないほど、最高峰の耐水圧でさえも耐えられぬほどの勢いでずぶ濡れ。グローブも握りこむとグレープフルーツを絞っているかのようなジューシーさ。視界の悪い中必死に前を見て乗り方だってよくわからないからそのころの頼りにしていたのは「怖くなったらニーグリップ」。強力な磁石でタンクに張り付くかのようにニーグリップをして必死にバイクにしがみつき、それはそれはゴールが見えない帰り道でした。たまの休憩時にはびしょ濡れでPAの隅っこですまなそうに温かいココアを飲んで体を温めた。そうしているうちにどこまで走ってきただろうかいつの間にか雨は小雨になり、激流下りの様な中での走りとはようやくおさらばとなったのです。その後の小雨の中の走行はそれまでと比べると恐ろしいほど走りやすく感じられたのは言うまでもありません。
  今思えば帰りの時間を気にせず遅くなってもいいから雨が弱まるのを待てばよかったのでは!?と思うのですが、なぜそんな中走って帰ったかは覚えていない。ただただ激しい雨と雷、滝の様な路面を走って帰って来たことだけが、強烈に記憶に残っているのです。ほんとに無事でよかった。

雨の高速

結構、雨に降られてる!?

  また別の時にはひとりで東名高速を走っていた時にもゲリラ豪雨に遭遇したときは、雨が降り出すとあっという間に道路はタイヤの高さまで水嵩が増し、大きく激しい雨粒は容赦なく体を打ちつけ痛いったらありゃしない。高速道路の指定速度で走るのはとても不可能な状態。ハザードをだしスピードを緩め幸い料金所の手前だったので路肩にバイクを止めて待機したこともありました。

  とにかく激しい雨に突如出くわしたら、少し待つ!!やむまでとは言わないけど弱まるまでは待つことが一番の安全策。無理して走って転倒したり事故にあってしまったらそれこそ大変。急がば回れ。急がば待て!!走っている最中に降ってきたら安全に止められるところや路肩に寄せてハザードを出して止まる。 そしてよく言われる急のつく操作をしないこと「急ハンドル」「急ブレーキ」「急加速」などなど。 ライディングについて本で知識を得たり実際に学ぶもよし、経験は何よりもいざという時、自分を守ることになるかもしれません。知らなければ何も出てきませんが、どんなことでも知識として知っていた方が窮地のときに思い出すこともあります。私自身も「急のつくことをしない」ふと思いだし、慎重に操作をしてその場をしのいだこともありました。 まずは大きく息を吐いて自分を落ち着かせて行動する。怖いと思ったら無理して走らない。

  まだまだ残暑厳しい中、天気予報でも予測のできない天気の変化もあるようです。怪しい雲があったら降るかも!?と心の準備とレインウエアを忘れずに!!


このページのトップへ