お役立ちコラムcolumn

タイヤの点検はいつしましたか?

タイヤとは!?

タイヤは、ホイールと共にオートバイの荷重を支えつつ、路面からの衝撃を吸収します。そして、アクセルを開けた時の加速力や、ブレーキをかけた時の制動力を路面に伝え、安全に走行するために無くてはならないとても大切な機能を担っています。

タイヤで点検できるポイントは主に2つ、空気圧とタイヤ溝です。

タイヤの空気圧チェック

まずは空気圧から

そもそも、タイヤの空気圧入が高すぎたり低すぎたりすると、どのような事が起きるのでしょうか?

高すぎれば、タイヤの真ん中が減りやすくなります。またオートバイが跳ねるような感じになり乗り心地が低下します。さらに、タイヤと路面の接触面積が少なくなるのでスリップしやすくなります。

空気圧の低すぎは、タイヤがつぶれて痛みやすくなります。高速走行の場合には、スタンディングウエーブ現象(波うち現象)が起きやすくなり、最悪の場合タイヤが破裂してしまいます。また、燃費の悪化、ハンドリングの悪化を引き起こします。これらの状態を防ぐために、空気圧は適性に保つ必要があるのです。

タイヤの溝

タイヤ溝

タイヤ溝は何のためについているかご存知ですか?

ロードレースではスリックタイヤが使用されています。溝はありませんよね。でも公道を走るオートバイは必ず溝がついています。ロードレースの場合は晴れの日に綺麗に舗装されてコンディションの整ったサーキットを走ります。つまり、雨のことはあまり考えていないので、より多くの接地面を確保し、高いグリップ力を発揮するためにあのような形状になっています。逆にいうと一定条件でしかベストの性能が発揮できないタイヤともいえます。

  公道は、アスファルトからコンクリート、マンホール、停止線や横断歩道のペイント、暑い日もあれば、寒い日もあり、雨も降ります。ということは一定条件ではなく目まぐるしく変化します。公道を走行するタイヤはレースとことなる性能が求められます。そこで大切なのが、タイヤ溝。この溝はぬれた路面での排水性に大きく影響します。雨が降ると、タイヤは水の膜の上に乗ってしまいます。その時にタイヤ溝が水を上手く逃がしてくれているのです。レースでも雨が降れば、タイヤを雨用のもの(レインタイヤ)に変えているのはそのような理由からです。そして、タイヤ溝が減ると特に雨の日にスリップする可能性が非常に高くなるので、安全のためにも、タイヤは溝が無くなる(法令では0.8mm未満)まで使うのではなく、溝が無くなる前に変えるのが安全のためにもベストではないかと私は考えます。

ただし、溝があっても、使用開始してから5年経っているタイヤは、タイヤ販売店などで点検してもらうことをお勧めします。また、10年を超えたタイヤは溝があってもひび割れなど劣化している可能性がたかいので交換をお勧めします。

タイヤの摩擦限度

(道路運送車両に関する保安基準第9条)

車種 一般走行時
バイク 0.8mm(高速 0.8mm)
乗用車 1.6mm(高速 1.6mm)
小型トラック 1.6mm(高速 2.4mm)
トラック・バス 1.6mm(高速 3.2mm)

タイヤの点検方法

タイヤの状態については、空気圧、タイヤの損傷、摩耗及び溝の深さを点検します。空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行います。タイヤの損傷、摩耗については、タイヤの接地面の全周と側面に損傷や異物のかみ込みと等がないか点検します。溝の深さはタイヤ全周にわたり溝の深さが一定以上あるか(ウェア・インジケーター)で点検します。

タイヤは路面とオートバイを繋ぐ唯一の接点です。ここが滑ると、どんなにパワーのあるエンジンを載せていても、高価で強力なブレーキを取りつけていても全く意味がありません。命を預けているタイヤ、月に1度は空気圧の点検をお勧めします。


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